消費電力も考慮してストレージを選定する

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概要

常時起動しているNASの3.5インチHDDを、SSDか2.5インチHDDに変えて節電することを考えています。
節電できるとはいえ、3.5インチHDDよりもSSDや2.5インチHDDは容量当たりの価格が高いので、どれくらい使えば元が取れるのかを計算しました。
また、新規にストレージを購入する場合の金額も計算してみました。

計算

価格(4TB)
SSD:33,000円(SE90025ST-04TB
HDD(2.5インチ):16,000円(ST4000LM024
HDD(3.5インチ):8,000円(ST4000DM004

消費電力(計算を簡単にするため、アイドル状態で24時間を想定)
SSD:アイドル時0.056W、動作時平均0.060W(WDS400T1R0A ※価格算出機種の仕様が見つからなかったため、適当な SATA 4TB SSDに変更)
HDD(2.5インチ):アイドル時1.1W、動作時平均2.0W(価格算出と同じ機種)
HDD(3.5インチ):アイドル時2.5W、動作時平均3.7W(価格算出と同じ機種)

電気料金
27円/kWh

計算結果

3.5インチHDDをSSDか2.5インチHDDに交換した場合の金額
節約金額は3.5インチHDDの電気代-SSDか2.5インチHDDの電気代です。
初期費用を超えた時点で、交換による金銭的メリットがあります。

新規でストレージを購入する場合の金額
金額が一番安いものが一番メリットがあると言えます。

結論

10年やそこらでは、SSDや2.5インチHDDと3.5インチHDDの価格差を電気代で埋めることはできませんでいた…計算合っていますよね…?
ただし、SSDの速度といったメリットや、SSDと2.5インチHDDのコンパクトさや静音というメリットがこの金額には表れていません。
電気代によるメリットはほとんどありませんでしたが、他のメリットデメリットを考えて選択していただければと思います。

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